これは正式には「お日待」という行事である。
日本全国地域によってその内容が異なるようだ。
当町内のお日待は、秋葉様祭祀の行事の一環という位置づけである。
午前8時に幟立て、午後3時からご祈祷という流れとなっている。
そのため秋葉様の幟を立てる。
秋葉祭に幟を立て、お日待の時にも幟を立てる。
幟立てが好きなのか?
私は3時の開始時刻ちょうどに会場に着くように家を
出た。
皆さん集まっておられる。
禰宜様もおられる。
浅葱色の袴が鮮やかである。
私が着いたのは2時58分だった。
「もう始めますか」と声がかかる。
「いや、予定時刻ジャストから」
そう言って禰宜様がそれを制する。
本殿の区画入り口には提灯が一対左右に吊るされてい
る。
シンプルなデザインだが、青や黄色のラインのアクセント
が効いている。
本殿の前には祭壇が設けられている。
色々とお供え物が並んでいる。
後は開始時刻が来るのを待つだけである。
~続く~