私はネットラジオを聴いていた。
番組の終わりにピアノ曲がかかった。
ほぉ~、なかなか良い曲だなぁ。
聴いたことが無い曲ではないか?
断言はできないが、おそらくそうだろう。
ありそうで、あまりない曲調である。
こうした曲を聴けば、私の貧弱な記憶力でもうっすらと
でも覚えていそうである。
曲が終わった。
「サミュエル・バーバーのNocturne, 'Homage to John Field'
でした」
あの有名曲「弦楽のためのアダージョ 」の作曲者だ。
バーバーは、「弦楽のためのアダージョ 」がよく知られ
ているが、その他の曲はそれほどでもない。
そのため一発屋と思われているようである。
否、バーバーは一発屋ではない。
断じて違う。
綺麗な旋律の曲を、たくさん作っている。
ただ、知られていないだけである。
今回のこの曲「Nocturne, 'Homage to John Field'」は訳すと
発明した作曲家である。
聴きやすい流れるような美旋律が満載の作曲家である。
バーバーは、そのフィールドにこの曲を捧げたのだった。
実に良い曲である。