私はネットラジオを聞いていた。
オーストラリアのクラッシック番組である。
その番組の最後にピアノ曲がかかった。
ほぉ、なかなか良い曲だな。
哀愁あふれる美しい旋律が続いていく。
聞いたことがない曲だなぁ。
でも、どこかで聞いたことがあるような気もする。
親しみやすいが、凡庸ではない。
曲が終わり、曲名が紹介された。
シューベルトか!
その曲は「三つの小品」と呼ばれるシューベルトの最晩
年に作曲されている。
それほど重要な作品とは認識されていないようだ。
そのためか録音も多くないようだ。
ネットで音源を探してみる。
ルクスニー、著名な演奏家の音源は、これくらいだった。
気鋭のピアニスト、ポール・ルイスのものもあった。
今回は、内田光子の音源をご紹介する。
今回ブログ記事にするため何度か聞くに連れて(あれ?
この曲前にも聞いたことがあるなぁ)という気になってきた。
どこかで無意識に聞いていたのかもしれない。
まぁ、私の記憶力はそんな程度のものである。