朝8時半過ぎ、どなたかが来られたようだ。
町内会の今年の班長のKさんだ。
Kさんは、引っ越して間もないのに、こうした役目を
すぐに引き受けてくれた。
ちょうど家の並び順で回ってきてしまったのだ。
「越してきて間もないので・・・」と言って断られても
仕方ないケースである。
私たち先住の者も、そう思っていた。
だが、Kさんは「いいですよ」と快く引き受けてくれた
そうだ。
若いのに立派である。
これが私だったら、若かろうが今の年齢であろうが
「まだこのあたりの様子がわからないので・・・」とか言
って100%断るであろう。
長年、住んでいても町内会の役目は、少しでもやり
たくない。
いろいろと気をつかうし、面倒でもあるからだ。
長期の不在も出来ない。
何よりもご近所ならではの対人関係もある。
それをKさんは了承し、任務を遂行している。
これはKさんの元々の人柄なのだろうか。
どうすれば、こうした態度がとれるのだろうか。
見習いたいものである