昨日のブログに記した通り、今日もセミの声は聞
こえてこない。
一匹くらい居残りで鳴いていても良さそうなものだ
が、ピタリと止まってしまった。
それに入れ代わるかのように、昨日から新顔が鳴
き始めた。
スズムシである。
他の鳴く虫は、夏の盛りのうちから鳴き始めている。
わが家とその周辺は虫の声がとても多い。
おそらく雑草が沢山生えているので、虫の居住環
境には最適なのだろう。
虫が連日大合唱を展開している。
その中でもスズムシだけは、鳴いていなかった。
虫の出現にも季節の順番があるのだろうか。
「リーン、リーン」と鳴く声は、鳴く虫の中でも、お馴
染みである。
真打ち登場ということなのだろうか。
スズムシの声を聞くと、夏は終わりである。
秋が来たのだ。
カレンダーでは、あと3日ほどある。
だが、もう秋である。
これはスズムシが決めたことである。