不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

特定検診に行った。その③

 待っていると名前を呼ばれた。
 時刻は8時55分、予約時刻の9時よりも5分早い。
 私は呼び出した看護士さんのあとについて、診察
室へと続く廊下に行った。
 こうした病院の廊下は、暗いイメージが多い。
 ここもあまり明るくはない。
 暗い廊下を歩いて診察室に出入りする、これは病
院風景の定番なのだろうか。
 看護士さんは廊下に置かれている機器に乗るよう
に指示される。
 体重・身長計というのだろうか。
 体重と身長を同時に計ることが出来るようになって
いる。
 次に診察室に入る。
 胴回りの測定である。
 その次に、採尿となった。
 朝から気がかりだった採尿である。
 「ほんの少しでいいですよ」
 そう言われて紙コップを渡される。
 (少しとはどれくらいだ?)
 そうも思いながら、採尿に挑んだ。
 だが、ごく普通に一定量が確保できた。
 「いやぁ、出ませんでした。ちょっとポカリスエット
んできます」という事態にならずに済んだ。
 
 ~続く~