不二家憩希のブログ

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特定健診に行った。2020 その⑦

 番号を呼ばれた者は廊下に出て、コロナ感染に関する調査が記入されたプリントを係員に提示する。

 この調査は「この一ヶ月の間に海外に渡航歴があるか?」といったコロナ関連の問に答えるものである。

 係員はそれをチェックし、合格者を番号札順に整列するように指示した。

 前後の間隔を開け前進し階下に降りて行く。

 このチェックで不合格になった人はこの日はいないようだった。

 健診の会場は一階の土足の間だった。

 集会等に使うには十分な広さがある。

 普段はここでも各種教室などの催しが行われている。

 その間の入口前に体重測定と身長測定が並んでいる。

 本来であればこれらの測定も土足の間の中で行われるのであろうが、少しでも密を回避しようと部屋の前に出されているのであろう。

 その次は尿検査でコップを持ってトイレに行く。

 尿量はコップの深さ1cmで良いそうだ。

 「えぇ~そんなに少なくて良いんですか?」

 私は思わず聞き返した。

 検査にはそれだけあれば十分らしい。

 以前は、もっと多く要求されたけれど、試薬の向上とかがあったのだろうか?

 私はトイレに入り尿入りのコップを持って出てくる。

 長机の上に大型のコースターのようなものが置かれている。

 係員が「ここに置いてください」とそのコースターを指差す。

 私はコップをそこに置く。

 そして、健診会場の部屋に入っていった。

 

 ~続く~