その部屋は健診会場としてのスペースは十分ある。
残り全部の健診はこの部屋で行われる。
さて、雰囲気はどうだろう?
やはりナーバスな感じになっているのか?
受診者数が予めコントロールされているため、待機している人の数は少ない。
全体に特にピリピリしている様子は無い。
計測者が手袋をしたり防護服を着ているということもない。
例年と同じである。
もちろんマスクは受診者を含めこの部屋にいる人は全員が着用している。
だが、それ以外に大きく変わった点は見当たらないようである。
これは意外だった。
もっと非常時的な感じだと思っていた。
私の考え過ぎのようだ。
健診を受けていく。
待機人数が少ないので、スムーズに進んでいく。
これはなかなか良いな。
検査会場への入場者数を前もって制限することは有効だと感じだ。
健診は滞りなく終わった。
私は、気になることがあった。
それは、どうやら受診の定員が80名よりも少なそうだということである。
~続く~