今年の夏から初秋の今日まで、列島の気候は少し
異例である。
「今は梅雨なのか?」というような天候の日が殆どな
のだ。
シーズンを通して前線が列島の横に張りついたまま
である。
この前線が南方からの湿った空気と連動して、ほぼ
毎週t大雨を降らせている。
梅雨明けはしたが、梅雨のような天候が続いている。
それも夏中だけではなく、カレンダーでは秋になって
も変わっていない。
特にこの3週間ほどは、その傾向が強い。
週の5日は雨の日である。
降らない日でも雨雲が多い。
「何時降り出すかわからない」といった日ばかりである。
たまに晴れても、翌日は必ず雨になる。
空気は常に湿っている。
実効湿度は、75%以下に下がったことがない。
今年は気温は平年並みになってはいるが、気象現象
は異例である。
梅雨が終わらないまま、秋になってしまっている。
こんな年は、ちょっと記憶にない。
気象の異例は今年も続いているようだ。