サッカー・ワールドカップ・ブラジル大会も準決勝
となった。
日本時間の早朝5時から試合開始である。
私は4時50分にラジオをつけた。
今日はブラジル対ドイツ戦である。
開催地のブラジルとヨーロッパの強豪ドイツの激
突である。
ブラジルは攻撃の主役ネイマールを負傷で、主将
による出場停止という主力2選手を欠いている。
一方ドイツには特にスター選手はいないとされて
いるが、総合力は大会最高とも言われている。
さて、どちらが勝つのか?
開始11分で、まずドイツが先制した。
(ほぉ、早いな)
それでもまだ1点である。
優勝候補と言われてきたブラジルである。
同点、逆転へと、まだまだ時間がある。
その時はそう思っていた。
そして23分、2点目が入る。
(あれれ、もう2点か)
24分には、もう1点入った。
26分にも、1点追加である。
(へぇ~、こんな短時間にそんなに入るのか?)
29分には、また1点入る。
6分間で4失点である。
ブラジルは前半で5点もとられてしまった。
こりゃ、もう駄目だ。
いくらなんでももう無理だ。
泣きだしている観客がいるとアナウンサーが言っ
ている。
う~ん、それもわかるなぁ。
後半もブラジルは良くなかった。
24分に6点目を入れられる。
そして34分に7点目を奪われた。
ムムム、こんな試合展開、聞いたことないな。
7点もとられるとは、珍しくはないか?
終了間際にブラジルが1点を取った。
7対1で試合は終わった。
ブラジルは厳しい戦いになるだろうな、と私はは予
想していたが、ここまで点差がつくとは思いも寄らな
かった。
こうなったのは何故だろう。
まさか、ミック・ジャガーの呪いのせいだろうか?