当地は柿の産地である。
毎年、出荷に洩れたB級品が大変お得な価格で
売られている。
B級品といっても味には差し支えがない。
ギフト用の箱詰めなどから避けられる程度の見た
目が微妙に悪いというだけである。
こうした柿が大体一袋8個から10個入って100円く
らいで売られている。
だが、今年はそうした柿がほとんど出回らなかった。
今年は柿が不作だったのだ。
夏の異常高温と降雨不足により作柄が良くないと
は報じられていた。
それに加えて台風の直撃があった。
強い台風が襲い、かろうじてなっていた柿のかなり
の数が落下したそうだ。
そのため例年だとB級として弾かれるようなものも
正規品として扱われたようだ。
元々何ら遜色ない品なので、それは悪いことでは
ない。
しかし、大安売りの「10個入り100円」というような
ものは出なかった。
そこまで品が回って来なかったのだろう。
私は柿が好きなのでこの流れは大変残念だった。
まぁ、不作なら仕方ない。
来年を楽しみに待つとしよう。
来年こそは、良い天候に恵まれるように祈らずにはいられない。