伯父から年末の贈り物が届いた。
この伯父は市販の進物セットを贈る、ということはし
ない。
自分で品物を選んでダンボール箱に詰める。
今回は、いろいろ入っている中に柿が6つ入っていた。
添えられいたメモ書きの挨拶状には「自宅の庭でな
った柿です」とある。
進物用として市場に出せるような見事な柿である。
伯父の家にも柿の木があったのか。
気がつかなかったな。
こんな立派な柿ができるのか。
伯父はマメにいろいろとやる人だからいろいろと世話を
しているのかもしれない。
当地では柿は不作だった。
台風直撃で大量に落下したようだ。
それが伯父の家では豊作だったらしい。
ところが違えば作物も違うのだなぁ。
しかも自宅の庭である。
柿好きな私にとっては憧れの環境である。
秋になり収穫時期が近づくに連れ大きくなる実を眺
める毎日である。
何と素晴らしい日の過ごし方であろうか。
それにしても思わぬところから柿がやって来た。
それでは、楽しみに食べさせていただきたいと思い
ます。