不二家憩希のブログ

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物干し竿カバーを取り替えた。その⑦

 竹の物干し竿は、アルミ製のものよりほんの少し
だけ太かった。
 カバーのサイズはひとつ大きめとなる。
 私はサイズを予め確認してカバーを購入していた。
 細い方が青色で太い方はアイボリー色である。
 この竹の物干し竿は屋根の下にあったのでホコリ
がかぶっていた。
 私はホコリを拭った。
 そして新しいカバーをかぶせていく。
 竹で節があるのだが案外スムーズに入っていった。
 それが済むと家に戻りお湯を沸かした。
 ガスコンロを使っている間は、その場を離れてはな
らない。
 作業をしながらお湯を沸かすというのは、やって出
来ないことはないが危険である。
 私の場合、目先の作業に夢中でお湯を沸かしてい
ることを忘れてしまうかもしれないのだ。
 沸騰するとヤカンを持って外に出る。
 熱湯を物干し竿にかけていく。
 今回は物干し竿をまわしながらかけた。
 これで熱湯がかかり損ねる箇所がなくなる筈だ。
 竹なので軽い。
 片手で十分回せる。
 アルミと竹とでは重さにこんなに違いがあるのか。
 耐久性ではアルミの方に分が有るが、軽さや扱い
やすさでは竹も捨てがたいな。
 カバーが一瞬で縮んでいく。
 この光景は子供頃に見ても面白いな、と思ったが
大人になった今でも結構面白い。
 全体に熱湯がかかったら、両端を切断して纏めた。
 これで作業は終わりである。
 事前の想定では、日に一本ずつやるつもりだった。
 それが2本も出来るとは、思いも寄らなかった。
 私にしては上出来であった。