トニ・ブランコ選手の名前にちなんで特注のブランコ
が横浜スタジアム内のYYパークに設置された。
浜DeNAへ移籍した。
このブランコ(遊具)はブランコ選手の移籍を記念し
歓迎するものであろう。
上部にブランコ選手の似顔絵がある。
打席に立った時の鋭い表情なのかよく特徴をとらえて
いる。
その下には「ぶらんこ・ブランコ」と横長のプレートがつ
いている。
プレートの左にはブランコ選手の母国ドミニカ共和国の
浜辺が描かれている。
右には横浜の夜景である。
その真ん中にはブランコ選手がブランコをこいでいる。
これらは立体感のあるレリーフのような作りとなっている。
この特注ブランコは愛媛県在住の鉄造形作家のツヨニ
ー氏の手になるもので、推定10万円とされる。
26日、YYパークにブランコ選手を招いてこのブランコのお
披露目が行われた。
ユニフォーム姿のブランコ選手は、恐る恐るブランコに乗
り込んだ。
ブランコ選手は体重115㎏もあるのだ。
だが、ブランコはびくともしなかった。
このブランコは荷重250㎏まで耐えられる作りとなっている。
ドミニカでは、ブランコのことを「コルンビオ」と呼ぶそうだ。
「日本で『ブランコ』と呼ばれているのは最初は知らなかった。
自分がおもちゃになったみたいで面白いね。試合前にファンの
子供たちと一緒に乗れたらうれしい」
「子供に良い思い出をつくってもらうために試合前に一緒に
乗ることも考えたい」
ブランコ選手は、そう笑顔で語った。
このブランコは土、日曜、祝日などにYYパークに設置される
ことになっている。
横浜の人は面白いことをするなぁ。
誰もが、ブランコ(遊具)=ブランコ選手、とは思い浮かべるが、
それを実際に造ってしまうとは見事な実行力である。
これで子供たちには楽しい思い出ができる。
大人のファンも記念撮影していくことだろう。
ファンサービスとして優良な企画だと思う。
それにしても、ブランコ選手のような良い選手を放出してしま
ったのだから、中日はどうかしている。
映像が観られます。神奈川新聞のYouTube