不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

当地のセミの鳴き終わりを訂正する。

 先日、当ブログで当地でのセミの鳴き終わ
りを宣言した。
 だが、それはフライングだった。
 その後も鳴いていたセミがいたのだ。
 おそらく、1匹か多くて2匹が鳴いていた。
 種類はツクツクボウシだと思う。
 鳴き声のトーンは、どう聞いてもツクツクボウ
シのそれなのだが、鳴き方が少し違う。
ツクツクボウシ!」とは鳴かないのだ。
 一般的に知られるツクツクボウシの声色で、
「パツ、パツ、パツ」と鳴くのである。
 地域によって同じ種類のセミでも鳴き方が微
妙に違うと言われている。
 当地のツクツクボウシは鳴き方をサボっている
のか、それとも最初からそうとしか鳴けないのか。
 そんな当地のツクツクボウシの鳴き声が最後
に聞こえたのが、今週の火曜日9月13日だった。
 その後、1匹も鳴いているのを聞いたことがない。
 おそらく、これが当地におけるセミの鳴き終わり
だと思われる。
 ちなみに、当ブログでは”鳴き終わり”と表現し
ている。
 ”鳴き納め”ではないのか、そちらの方が良いの
では、と思われる方もおられるかもしれない。
 だが、これは鳴き終わりが適当と判断している。
 ”鳴き納め”では、セミが意図して鳴き止む、とい
うニュアンスが含まれる。
 しかし、セミは自分で鳴き止みたくて鳴き止んだ
わけではない。
 ご存じの通り、寿命がきて鳴けなくなったのであ
る。
 止めたくて止めたわけではなかろう。
 となると、納めるという表現は適切ではないと思う。
 やはり、ここは”鳴き終わり”ということになるだろう。