不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ナメクジ抹殺作戦。その①

 梅雨の雨間をみて雑草抜きをしていた。
 雑草を掴む。
 すると手が何かヌルッとする。
 ナメクジである。
 出たな、異形の生き物め。
 どこまでが顔でどこからが胴体か、わからない。
 奇妙な形である。
 突き出た角の先に丸く目がついている。
 お前は宇宙人か!
 あるいは、そのペットか!
 地球の生き物とは思いたくないような気持ち悪
さだ。
 大気圏外追放クラスである。
 哺乳類でもなく、爬虫類でも両生類でもない。
 昆虫でもないし、甲殻類でもない。
 一体、お前は何なのだ?
 顔をよく見てみる。
 何だか笑っているように見える。
 ニヤニヤしているようだ。
 おぉ~、気持ち悪い。
 もっと真面目な顔をしてみろ!
 そんな、にやけた顔の生き物はお前だけだぞ。
 生き物を見た目で判断、判別、差別するのはあ
まりよろしくないこととは思うが、こいつだけは別だ。
 視覚的に受け付けないのだ。
 しかも触ればヌルヌルしている。
 見て駄目、触って駄目、良いところ無しである。
 そして、ナメクジの悪さは見た目とかだけではない。
 かなりの悪さもしているのである。
 
 ~続く~