不二家憩希のブログ

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ミサ曲ロ短調を聴いた。

 これも先日の日曜日にのことである。
 この日の夕方6時からNHK-FMで「NHK音楽祭2010
会」が渋谷のNHKホールから生中継された。
 通常ならこの時間は「現代の音楽」という
クラシックの現代音楽の番組が放送されている。
 それを休んで放送するのだから、この生中継
には力が入っているということになるのかもし
れない。
 この日の曲目は、バッハのミサ曲ロ短調、こ
の1曲のみである。
 この曲は演奏時間がなんと約2時間もかかる。
 そのため途中休憩を挟んでの6時から9時ま
での放送となった。
 などと書いてはいるが、実は私は今までこの
曲をまともに聴いたことがない。
 作品として長過ぎる。
 加えて私は声楽曲、合唱曲は殆ど聴かない。 
 2時間も独唱や合唱を聴くだけの忍耐力を持
っていないのだ。
 しかし、私はこの曲のCDを持っている。
 買ったままで封も開けずにしまってある。
 いずれ聴いてはみたいとは思っているが、なか
なかそういう気にならないのだ。
 さて、この日の生放送のオーケストラは古楽
器オーケストラであるウィーン・コンツェント
ゥス・ムジクスである。
 この曲は声楽曲なので独唱歌手が4人と合唱は
アルノルト・シェーンベルク合唱団
が担当する。
 そして指揮はこのオーケストラの創設者である
 これは豪華な演奏会である。
 放送を聴いてみる。
 う~ん、なかなか良いなぁ~。
 重厚でありながら圧迫感の無い演奏である。
 さすがアーノンクールである。
 やはりバッハの最高傑作の一曲だけのことはあ
る。
 私はどうやら食わず嫌いならぬ聴かず嫌いだっ
たようだ
 私は持っている盤も聴いてみようかな、という気
になった。
 それではアーノンクールの指揮でウィーン・コン
ツェント・ムジクスの演奏がYouTubeで見つかった
のでお聴きください。