不二家憩希のブログ

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フランク・ザッパのクラシック音楽を聴いた。

 ネットラジオフランク・ザッパのクラシック作品を
聴いた。
 ザッパはロックが生んだ天才の一人で、ロックは
もとよりクラシック曲も書いた。
 フルオーケストラの編曲も普通に出来た。
 管弦楽法にも通じていたのだ。
 その音楽は個性に溢れており、クラシックの一流
の音楽家がザッパの音楽を取り上げている。
どがザッパの曲を演奏している。
 今回の放送は、ロンドンのロイヤル・アルバート
ールで開催されたBBCプロムスからである。
 BBCプロムスで演奏されるということは、作曲家に
とって一流の証とも言える。
 曲は”グレガリー・ペッカリーの冒険”である。
 男性の語り手とバリトンが各一人のオーケストラ作
品である。
 曲は正直(これは一体何なんだ?)という様子である。
 ふざけているのか、真面目なのか、まるで見当が
つかない。
 冗談音楽というのでもない。
 だが、バリトンの歌唱は何やらひょうきんな感じであ
る。
 どうも、これがザッパの本領のようだ。
 斜に構えるというのではない。
 ちゃぶ台をひっくり返すというほどでもない。
 どこまで本気なのか、わからないなぁという音楽なの
である。
 こういう音楽はちょっと他には無い。
 世界で唯一無二なのだと思う。
 ザッパには一部に熱狂的なファンがいるそうだ。
 ファンンはこうした強烈な個性に惹かれているのでは、
と思う。