不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

愚痴る横綱。

 大相撲名古屋場所で優勝した横綱白鵬
インタビューで次のように答えている。
「もらえるものがもらえないのは、つらい。天皇
賜杯、何とかならないんですか。相撲を国技た
らしめているものなのに」
 この大男はそんな風に考えているのか。
 名古屋場所が開催されただけでも御の字だ
ったとは思わないのか?
 白鵬は大相撲が置かれている現状を理解出
来ていないようだ。
 今場所は相撲協会賜杯を辞退したという形
になっている。
 だが、これは基本的にいろいろと鈍い相撲協
会が珍しく気を回したのだ。
 仮に相撲協会が辞退していなければ、宮内庁
の側で賜杯を辞退していたことだろう。
 暴力団と関わりのある団体の興行に、賜杯
ど出せるわけが無いからだ。
 ひょっとして、白鵬はそうした事情が理解出来
ていないのだろうか?
 横綱といって周囲は持ち上げるが、所詮は25
歳のモンゴル青年なのか?
 それとも、白鵬は欲が深いだけなのだろうか?
 少なくとも今回は我慢するということが出来ない
のか?
 
 世の中、頑張れば必ず良い結果が出る、という
ものではない。