それに関連した上記の記事に鶴竜のコメントが引用されている。
「誰かに対して怒ったことは、生まれてから1度もない」
えぇ~!本当か?
すぐには信用できないな。
普通、少しは怒るだろうに。
こうした特殊な心境の自己申告は、疑義を持って接するのが私の流儀である。
私はこれまで「怒ったことがない」する人に何人か会ったことがある。
私はそれらの人をわざと怒らせてみた。
私はそういうことが得意なのだ。
傷つけないように、しこりが残らないようにと細心の注意をはらった上で怒らせる。
自称「怒らない」という彼らもすぐに怒り出した。
やっぱりな、である。
「自分は怒らない」とわざわざ他者にアピールする時点で怪しいのである。
そうすることにより「自分は良い人」と思われたい。
虚栄心がそうさせるのである。
「他者に良く思われたい」という願望は、自分を偽ってでも叶えたいもののようだ。
鶴竜関が本当に怒ったことがない、というのも半信半疑である。
相撲の取り組みのあとで唇を震わせていた、という目撃記事は簡単に検索でヒットする。
鶴竜関には、自分が怒ったという自覚・記憶が無いだけなのかもしれない。
いずれにせよ、自分の善良さを主張する人には要注意である。