不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ワケあり商品は本当にお得なのか?

 テレビの「トコトンハテナ」で「ワケあり
商品 本当には本当におトクなの?」という
調査企画が放送された。
 ワケあり商品というと「安くて得な品」と
いうイメージを持ってしまう。
 番組では、果たしてそれは本当なのだろう
か?という疑問を調査していった。
 どうもワケあり商品といっても様々で、そ
れらの中には本当にお得なモノと、明らかに
悪質なモノがある、ということだった。
 お得なものとしては、家庭電化製品のワケ
あり品が紹介された。
 製品が収納されている段ボール箱の封印が
テープの張り損ない、というだけで価格が下
がってしまっているものをお値打ち価格で売
ると言うものだ。
 段ボール箱は、購入してしまえばいらなく
なってしまうものだ。
 だがたったそれだけのことで値段が変わっ
てくるそうだ。
 箱によって値段が変るのは何でも鑑定団
けかと思っていたら、そうでもないようだ。
 他には。干物のワケありで、それらの中で
キズモノはごく一部で、大半は大きさや形の
規格に合わなかった干物なのだそうだ。
 それらは正規品の半値で売られている。
 野菜の曲がったキュウリのようなものなの
だろうか。
 他には、プリンのワケあり品でそれらを直
営店で販売している。
 それらもキズモノではなく、コンビニなど
向けに24時間体制で受注・生産・出荷を行
っているので、どうしても生産余剰品が出て
しまうのだそうだ。
 優良のワケあり品は、こうしたもので、そ
うでないものも紹介されていた。
 悪質なものは、元々の低級品をワケありと
称して売っている、というものであった。
 最初からワケあり品を作っている業者もあ
るそうだ。
 原材料などを押さえれば、価格はいくらで
も下げられる。
 こういうことをされては、消費者はどうに
もならない。
 では、私達消費者はどう対応していけばよ
いのだろか?
 どうやら信用できる業者から購入するしか
ないようだ。
 ワケあり品にまで、悪党が忍び寄っている
とは、残念な限りである。