今日木曜日は、資源ゴミ搬出の日である。
先日の伯父からの荷物の段ボール箱が空いたので出
す。
分解に取りかかる。
箱の底の梱包テープを剥がす。
幅広の透明で薄いが粘着力が強い。
なかなか剥がせないなぁ。
薄いのでかえって剥がしづらい。
剥がれないように薄くしてあるのかもしれない。
何とかテープを剥がし畳もうとする。
あれ?
畳めない。
箱をよく見てみる。
この箱は直径10センチほどのカレー缶が1ダース入って
いたもののようで、内側に段ボールの仕切りがある。
そうか、この仕切り板を先に外さないといけないな。
仕切り板を引っ張る。
取れない。
どういうことだ?
よく見ると、この仕切り板は段ボール箱と一体化してい
るではないか。
箱の底と仕切り板がつながっている。
段ボールに切り込みがあり、そこを折って組み合わせ
ることにより仕切り板を形成している。
改めて分解に取りかかる。
折られていた箇所を、平らにする。
全体が一枚の段ボールになった。
へぇ~、これは凄いなぁ。
見事なデザインである。
これなら、作業の手間が一つ省けることになる。
それほど複雑な構造ではないが、これ以前には存在しな
かった型式である。
このような段ボール箱があるとは、知らなかった。
私が知らないところで、世界は進歩しているようだ。