Tさん宅は、このあたりでは珍しい3世帯
同居である。
お爺さんと呼ぶにはまだ若過ぎる夫婦とそ
の子供夫婦とその子供が住んでいる。
そのためか他の家と変らない敷地に3階建
ての家を3年前に立て直したばかりである。
そして、ここの次男は青年団の相談役であ
る。
ドアフォンで呼ぶと、この家のお爺さんが
出て来られた。
ここではお爺さんと記しているが、私から
見たらまだおじさんである。
私はまず赤い羽根を渡す。
それから県護国神社の寄付金の件で来たこ
とを告げた。
するとTさんは、こう言った。
「まぁ、今年はやめとくわぁ」
な、何~?
今年はやめとく、って払わないってことか?
私は念のためにもう一度尋ねた。
「では、今年はナシってことで?」
「そういうこと」
Tさんは、そう言うと気まずい顔をしてい
る。
この場合、これ以上食い下がってもよろし
くない。
私はそのまま引き下がることにした。
まさかTさん宅で拒否されるとは思わなか
った。
息子は青年団の相談役と言う町内会でも要
職を務めているてため、当然寄付をすると思
っていた。
それとこれとは違うってことか?
3世帯、6人も大人がいるのに、ゼロ回答
か。
3世帯なので、相場の100円×3=300円
と計算していたわけではない。
一軒に住んでいるので100円で十分だと
思っていた。
その100円も出せないのか?
暮らしに困っているようでもないし、お爺
さんは毎週のように船を出して釣りをしてい
るそうだ。
釣りは出来ても100円の寄付は出来ん、
ということなのだろか?
私はよもやの展開にがっかりしてしまった。
同居である。
お爺さんと呼ぶにはまだ若過ぎる夫婦とそ
の子供夫婦とその子供が住んでいる。
そのためか他の家と変らない敷地に3階建
ての家を3年前に立て直したばかりである。
そして、ここの次男は青年団の相談役であ
る。
ドアフォンで呼ぶと、この家のお爺さんが
出て来られた。
ここではお爺さんと記しているが、私から
見たらまだおじさんである。
私はまず赤い羽根を渡す。
それから県護国神社の寄付金の件で来たこ
とを告げた。
するとTさんは、こう言った。
「まぁ、今年はやめとくわぁ」
な、何~?
今年はやめとく、って払わないってことか?
私は念のためにもう一度尋ねた。
「では、今年はナシってことで?」
「そういうこと」
Tさんは、そう言うと気まずい顔をしてい
る。
この場合、これ以上食い下がってもよろし
くない。
私はそのまま引き下がることにした。
まさかTさん宅で拒否されるとは思わなか
った。
息子は青年団の相談役と言う町内会でも要
職を務めているてため、当然寄付をすると思
っていた。
それとこれとは違うってことか?
3世帯、6人も大人がいるのに、ゼロ回答
か。
3世帯なので、相場の100円×3=300円
と計算していたわけではない。
一軒に住んでいるので100円で十分だと
思っていた。
その100円も出せないのか?
暮らしに困っているようでもないし、お爺
さんは毎週のように船を出して釣りをしてい
るそうだ。
釣りは出来ても100円の寄付は出来ん、
ということなのだろか?
私はよもやの展開にがっかりしてしまった。
~続く~