不二家憩希のブログ

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マイケル、天才ギタリストと共演する。その②

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 マイケル・ジャクソン氏と共演した天才ギ
タリストとは、エドワード・ヴァン・ヘイレ
ン氏である。
 彼は、「エディ」と呼ばれることが多い。
 今やロック、特にロック・ギターの世界で
エディと言えば、この人を指す。
 決してエディ・コクランやエディ・マネー
ではない。
 エディ氏は、ロック・ギターにおける改革
者で、その影響力はデビュー直後から巨大で
あった。
 そのため彼はデビューしてすぐに大物待遇
をされるようになった。
 当時はその演奏を耳で聞いただけでは、ど
うやってそれを演奏しているのか誰もわから
なかった。
 それでは、ステージでの演奏を見ればわか
ったのでは?と思われるかもしれない。
 だが、当時エディ氏は演奏が肝心な箇所に
来ると後ろ向きなるか、機材の陰に隠れてし
まい、その演奏方法を見せようとはしなかっ
たのだ。
 まるで、クラシックのヴァイオリンの鬼才
パガニーニのようである。
 その問題の奏法はライトハンド奏法と言う。
 この奏法の元になる技法は以前から存在し
ており、それをエディ氏が完成させたのであ
る。
 エディ氏はライトハンド奏法がロックギタ
ーの早弾きにおいては極めて有効な技法である
ことを知らしめた。
 その影響力は計り知れず、彼の後に登場し
たロックギタリスト、特にハードロックでは
殆どのギタリストがエディ氏の影響下にある
と言えよう。
 
 そんな若き大物ギタリストとマイケル氏は
「スリラー」収録曲の「今夜もビート・イッ
ト」で共演したのである。

 ~続く~