マイケル・ジャクソン急逝のニュースにおけるDJの厚顔な発言。

　マイケル・ジャクソン氏の急逝のニュース
の中で、テレビ局では音楽の専門家のような
人のコメントも放送していた。
　ＮＨＫでは、ビデオでピーター・バラカン
がジャクソン氏について語り、日本テレビで
はスタジオコメンテーターがクリス・ペプラ
ー氏、ビデオ出演が湯川れい子氏だった。
　ピーター・バラカンがマイケル・ジャクソ
ン氏について語っている！
　バラカンは何と厚顔な奴なのだろう。
　バラカンは自分の番組でジャクソン氏やジ
ャクソン５の話題を語ったことも曲をかけた
ことも一度も無い。
　それなのに何故バラカンがジャクソン氏に
ついて語るのだろうか？
　バラカンが知ったかぶりのディスクジョッ
キーでしょっちゅう間違った音楽情報を流す
ので私は辟易していた。
　バラカンは自分がよく知らないことでも、
さも熟知しているかのように語る特技を持っ
ているが故人を語る場にまでしゃしゃり出て
くるとは思わなかった。
　ＮＨＫはコメンテーターを選定すのが面倒
なので、丁度局にいたバラカンを出演させた
のだろう。
　バラカンもテレビのニュースに出られるの
なら、ということでホイホイと出たのだろう。
　いつもながらＮＨＫは杜撰である。

　日本テレビでは、クリス・ペプラー氏が遠
慮がちに語っていた。
　ぺプラー氏がジャクソン氏について熟知し
ているのかは私は知らないが、あのような態
度こそ故人を送る番組では好ましいと思う。
　湯川氏はビデオ出演だけだったが、さすが
のコメントをしていた。
　私は湯川氏こそ日本でマイケル・ジャクソ
ン氏について公のメディアで語れる数少ない
一人だと思っている。

　放送局もマイケル・ジャクソン氏について
よく知らないのかも知れないが、コメンテー
ターの人選には注意して頂きたい。
　何でもとりあえず言っておけば良いと言う
ものではない。