不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

雪ではなく、みぞれ。

 昨日はこの冬一番の冷え込みだった。
 この日に気温が下がることは既に5日ほど
前に天気予報で予報されていた。
 その予報が見事に的中した、ということで
ある。
 5日も前に天候が予測できるとは、天気予
報恐るべしである。
 
 当地では昼過ぎに雨が降り出した。
 予報では、雨または雪が降るとされていた
ので、ひょっとしたら当地でも雪が降るのか、
と思っていたが、まず降って来たのは雨だっ
た。
 当地は比較的暖かいので雪が降ることは、
滅多に無い。
 やはり雪はないな、と思っていた。
 その後、地元の情報掲示板を読んでいると、
雪が降ってきた、との最新の書き込みを発見
した。
 私も、外を見てみる。
 降っている。 
 だが、それは雪ではなく、みぞれであった。
 ボタン雪のような雪のかたまりと雨が一緒
に降ってきている。
 みぞれは、言葉の響きは美しいが見た目は
あまり美しくは無い。
 ドタッ、ドタッと降ってきている。
 はいはい、降りましたよ、とでも言いたげ
な仕方が無いから降ってやった、とでも言う
ような降り方である。
 雪なのか雨なのか、はっきりせんかい!と
言いたくなるような中途半端な降りっぷりで
ある。
 これが、雪だったら綺麗な感じになる。
 それが、粉雪だったりすると、より一層で
ある。

 ネットで近隣のライブカメラを見てみる。
 ここから5キロほどしか離れていない所は、
雪で真っ白になっている。
 もう一箇所、こちらも5キロほどの距離に
あるライブカメラを見てみる。
 こちらも雪である。

 みぞれで、ずるずるしているのは当地だけ
のようだなのだ。

 それだけ、当地は暖かいのかもしれない。
 それはそれで私としては有り難いのだが、
寒いことは寒いのに降ってきたのはみぞれと
なると、何だか損をしたような気になった。
 何とも勝手なものである。

 雪で大きな被害が起きている地域の方々の
ことをと思えば実にのんきな話である。
 思えば昨年は、みぞれも降らなかった。
 それを思えば、今年は際立った暖冬でもな
い、ということになるのだろうか。
  
 それにしても、みぞれは美しくない。
 寒いうえに美しくない、と週末はもう一つ
のスタートだった。