不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

名負けしたミートホープ社

 名負けする、ということが時々言われる。
ミートホープ」社。
 良い名前である。肉の希望か希望の肉か。
 この名前だけ聞いたら、悪いことをしそうな会社には
とても思えない。
 語感もとても良い。
 これは一流企業の名前である。
 シンプルで、何の会社かすぐに分かって、憶えやすい。
 ネーミングのセンスとしては素晴らしいものがあると
思う。
 この社名を聞いたら、大企業の取引先も騙されてしま
うかもしれない。
 何しろ「ミートホープ」なのである。
 連日、報道されているのを聞いていると、行われた凄
まじい不正とは別に、いい名前だなぁ、と思ってしまう。
 これは不謹慎なことなのだろうか。
 
 企業の名前は分かりやすいほうが良いと思う。
 えっ?何の会社?と思わせる会社もあるけれど、私と
しては、べたな感じの社名の方が好きだ。
 直球一本勝負の社名である。
 
 同族会社の中には、若い後継者が古臭いと感じられる
伝統ある社名を、カタカナ表記やアルファベット混じり
の社名に変えてしまうことが時々ある。
 そうして変えられた新社名は、もうひとつ分かりにく
い英語を使っていたりする。要は、カッコをつけたいの
だ。
 そういう会社が、改名後業績が伸びた、という話は、
私の近隣の地域では、ない。

 名前は分かりやすいのが、一番である。

 それにしても、ミートホープ社とは良いネーミングで
ある。
 この名前は、あの社長が命名したのだろうか?

 ところで、あの社長と藤波辰爾は顔がそっくりである。