私はもう何年もサンゲージングについては、自分の中で封印してきた。
封印と言うと偉そうだが、実際そうだったのだ。
サンゲージングから距離を置いてきた。
それには理由がある。
サンゲージングの道を突き進むと、より一層浮世離れしてしまうという危惧があったからである。
ただでさえ周辺の方々から「ケーキさんは変わっている」と十分に思われている。
そこから更に進んでしまうのである。
これは、なかなかのリスクである。
変人扱いは慣れてはいるが、その認識が強化され決定的になるのである。
これには私も二の足を踏む。
「周りから、どう思っているのか、気にしているのか?」と言われるかも知れない。
それは、それでなかなか大変なのである。
私は基本的に変人扱いには耐性がある。
だが、それも程度問題である。