いつもの集いに行ってきた。
今日は墨子は、所用でお休み、その他の顔ぶれは出席だった。
NZさんは、出席だった。
「今日は何日だったかね?」と三回も尋ねていた。
連続して三回ではない。
ほぼ30分おきにである。
少し前に、教えられた日付を、それだけ経っただけで忘れてしまう。。
そして、当人は、それに気がついていない。
これが漫才、喜劇のネタだったら、面白い仕掛けである。
一方が忘れて・ボケて、他方が指摘・ツッコミを入れて、笑いをとる。
よくあるパターンである。
だが、これは現実である。
本当に覚えていない。
こちらは笑ってはいられない。
教えても、すぐに忘れてしまう。
短期記憶の能力が機能しなくなっている。
ある意味、幸いなのは、当人に病識がないことかもしれない。
当人は、ご自分の病状に気づくことないままである。
いつもの明るく、活発なNZさんである。
う~ん、これはホラーだなぁ。
NZさんが明るいことだけが、救いである。