不二家憩希のブログ

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いつもの集いについて。その③

 私はある日曜日に、その集会所を訪れた。

 そこは、私がおおよそ想定していたような集会所だった。

  この集会所は少人数だが、組織自体は大きい。

 墨子は数年ごとに入れ替わるシステムで、今の墨子は着任して1年経過したところだった。

 集まる人たちも、想定していたような感じの人たちのように感じた。

 反宗教的ムードが圧倒的な今の日本において、わざわざ集会所に集うような人たちである。

 基本、悪い人は少なく善良な人が多いと私は考えている。

 だが、悪い人は少ないが、クセの強い人は結構いるようだった。

 まぁ、悪人でなければ、あとはこちらの忍耐次第である。

 それに深く付き合わなければ、傷も浅くて済む。

 日本の現状は、反宗教というよりも正確には、反宗教団体という色彩が強いと言えるだろう。

 決して無神論ではないが、それを扱う宗教者やその団体が信用できない、尊敬できないというものである。

 私もその気持ちは、よく理解できる。

 実際、その通りだからである。

 日本には、汚れた宗教家が山程いる。

 マトモな宗教家は、少数でしかない。 

 しかし、だからといって本を読んで自学自習だけでは、やはり限界がある。

 今の現場は、どうなっているのか?を身をもって体験することは、一定の意義があると考えている。

 また、本に書かれていないが、常識として行われている事実があるはずである。

 私は、それらを知りたかった。

 加えて、新型コロナ禍の最中であり、どう対応しているのかを知りたかったのだ。

 

 ~続く~