不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

いつものある集いに参加した。その②

  この日の集いでは手術を控えているTさんの他にも気になる方がおられた。

 先日のスポーツの日に、隣県でこの集いに関連する大きな催しがあった。

 年配のYさんは、その催しに出席したかったのだが、「アクシデントがあって」行けなかったと話した。

 「どんなアクシデントだったのか?」と他の出席者が尋ねても言葉を濁して答えてくれない。

 事故等では無さそうなのだが、少し気になる。

 集いが終わり、解散の時間になった。

 玄関先で、TさんとYさんが話しているのが聞こえてきた。

 「Yさん、さっきのアクシデントって何ですか?」

 この問いにYさんは次のように答えた。

 「催しに出席するつもりでクルマで家を出たのだけれど、途中で道がわからなくなってしまい、仕方なく引き返したんです。運転していてボーっとなっていたみたいで、何かわからなくなっちゃって。こんなこと、今までなったことないんだけれど」

 聞き耳を立てていた私は(これはただ事はではないな))と思った。

 催しの会場は隣県ではあるが、わかりやすい場所にある。

 それにYさんは、そこへこれまで過去50年の間に何十回と行っている。

 それなのに、行き方を忘れてしまったのだ。

 これは認知症に違いない。

 Yさんもまた新型コロナワクチン接種者である。

 ワクチンが認知症を引き起こすことは、世界中から報告されている。

 Yさんは認知症では?と感じているのは私だけであろう。

 話を聞き出したTさんも、気づいていないようだ。

 他の皆さんも同様である。

 案外、皆さん鈍いのだ。

 Yさんの動向も目が離せなくなった。