用事を終えて自宅に向かって自転車を走らせる。
昭和の日の午前中である。
クルマの流れが多いように見える。
帰省もしくは行楽地へ移動する人達であろう。
私はいつも利用している理容店の前を通りかかった。
あれ?
営業していないのか?
店内の照明がついてないし、何より店舗前の駐車場が空である。
これは珍しい。
店舗入口を見ると何か回が貼ってある。
自転車を降り貼り紙を見に行く。
「当〇〇店は3月31日をもちまして閉店しました」
えぇ~!
閉店?
この店はかなり流行っていた。
行けば必ず待たされた。
3人の理容師さんがフル回転でも何分も待たされた。
待合の座席が足りず店舗外に待たされたこともある。
繁盛していたことは間違いない。
それなのに閉店とは?
う~ん、わからないなぁ。
敢えていろいろと推測すると、理由が見つからないわけではない。
コロナ禍による人員不足で営業が続けられなかったのではなかろうか?
まぁ、私は理由を詮索しても仕方ない。
次回の散髪は違う店に行くしかないな。
気に入っていた店なのに残念である。