新型コロナ禍の世の中であるが、私は特にそれによるストレスは全く感じていない。
生来、人として鈍いからであろう(笑)
むしろ、コロナ禍前よりも快適ですらある。
その理由の一つとして、鬱陶しいお誘いが一切かからなくなったことがある。
これは私には大きい。
誘ってくる側の人間は、ただ酒が飲みたいだけであろう。
私の参加は、それの冴えない添え物でしかないだろう。
「みんなが『フジヤ君と飲みたいなぁ』」って言っているよ」と誘われる。
嫌なこった、である。
夜間の貴重な時間をわざわざ外出し、飲みたくもない酒を飲み時間を浪費したくはない。
だが、馬鹿正直にその旨を告げるほど私も愚かではない。
「いやぁ~誘ってくれるのは嬉しいんですけれど・・・」とか言ってのらりくらりと断る。
「嫌だ」「アホらしくて行けない」等と本音は言わない。
誘ってくる相手の気分を害さないように、断る。
要は嘘をついているのである。
これは心苦しいことであるが、気の進まない飲酒よりもマシである。
そういった楽しくないお誘いがゼロになっただけでも有り難いことである。
このまま永久に、その手のお誘いがかからなくなれば良いなぁと思っている。
コロナにも見方によっては良い側面もあると言えよう。