先月のことだが新型コロナ関連で、こんなことがあった。
政府のワクチン分科会が10月15日(金)13時~15時に開かれた。
この分科会はご存知の通り、控えめに言ってもイマイチパッとしない会合である。
そこで、次のようなやり取りがあった。
ワクチン接種による副反応で心筋炎が懸念されるという意見が出た。
「心筋炎には注意喚起を継続すべき」と複数の出席者が発言した。
もっとも一旦接種していしまえば、後で注意のしようなどないのだが、政府側としては事前に注意喚起していたという逃げ道を用意しておきたいのだろう。
この意見に倉根一郎氏が発言した。
「心筋炎が多いのは同意するが、モデルナが劣るというイメージを持たれないよう注意すべき。モデルナもきちんとした立派なワクチン」
この発言に司会者が応えた。
司会「そうですよね。ファイザーも心筋炎がありますからね」
ハハハ、面白い。
モデルナにもファイザーにも心筋炎の副反応が起こりやすいので、価値は同等である、片方を貶める様な発言は慎むべきだ、ということのようだ。
なんだそりゃ?である。
ポンコツ不良品のワクチン2種を並べて、どちらも同じ欠陥があるわかっていながらも「立派なワクチン」と言い切ってしまう。
笑える感覚である。
私には、とてもついていけないセンスである。
こういう時には笑うしかないなぁ。
ワハハハ。
これが政府主催の会合とは、ジョークでしかない。
こんな人達の指示に従ってワクチンを打って、副反応が起きていくのであろう。
実に哀れである。