新型コロナ禍&同ワクチン禍にある日本と世界である。
「良いことが何も無い」かと言えばそうでもない。
こうした国家的世界的危急時には、それに見合った良いこともあるものだ。
私にもいくつか良いことが起こっている。
そのうちのひとつは、これまで持っていた既成概念を疑い新しいバイアスがかかっていない目で見ることが出来るようになった、ということである。
私は元々バイアスがかからない視点を持っていると自負している。
それでも生きていく中で無意識にハマってしまったバイアスがいくつもあったことが、このコロナ禍で見出すことが出来た。
バイアスを発見したからには、それを取り外し、新たな真正な見方でそれらの物事を見て理解していかなければならない。
ここのところ、その作業が続いている。
おそらくこのコロナ禍起こらなかったら、死ぬまで付いていたバイアスが取れたのである。
実にスッキリした気分になる。
また、自分が如何に不遜な価値観を持っていたことに気付かされる。
これは、大変喜ばしいことである。
バイアス排除は、新しい世界がそこに展開し始めるということである。
それまで見えなかった世界が見えてくる。
これは極めて新鮮な体験である。
私の見方が変わることにより世界が変わったのである。
これはコロナ禍&ワクチン禍からのプレゼントであるとも言える。
災厄であっても、良い贈り物をくれるのである。
あぁ、この世は面白い。