新型コロナ禍は、人々の素の部分が露わになってしまう。
綾瀬はるかさんに対する猛烈なバッシングにもそれは見られる。
バッシングの要因は彼女がすぐに入院できで治療を受けたことにある。
これは明らかに嫉妬である。
嫉妬は人が持つ6つの害悪、汚れのうちでも、たちの悪いものの一つである。
他者が幸せであることに耐えられない。
人を引きずり落としてでも自身の平成さを保ちたい。
攻撃することで安心感を得ようとしている。
嫉妬は人が持つ克服しなければならない煩悩である。
通常の世界であれば、今回のようなバッシングは起こらなかったであろう。
気持ちに余裕があるからだ。
だが、いまの社会情勢では、そうではない。
緊急状態が続き、(次は自分の番かもしれない)と勝手に恐怖心を募らせている。
もとより平成さは失われてしまっている。
そこに嫉妬の炎を燃やさせる出来事が起きる。
彼等は、自身が持つ嫉妬の炎で大炎上してしまっている。
炎上騒ぎで燃えているのは、浅瀬はるかさんサイドではなく、バッシングしている当事者たちである。
彼等の魂は炎上により、さらに醜悪さを増していく。
人は何も学ばない。
学ばないままでこの世を去って行く。
今回の新型コロナ禍は、地球が人々をふるい落とそうとしている動きである。
彼等もまたふるい落とされてしまうことであろう。