昨日の巡回特定健診は、昨年度とは少し異なる点があった。
昨年度の巡回特定健診は、新型コロナ禍により5月から行われる予定だった前期日程が、全て中止となった。
当時は日本全国が緊急事態宣言下にあり、当然の判断と言えよう。
巡回特定健診は、秋に再開された。
まだ新型コロナ禍における対応ノウハウが確立されておらず、段取りも悪く手探りの状況のようだった。
そして、今年である。
両者の間には、アクリル板の衝立が立てられていた。
このアクリル板は昨年は無かった。
こうしたグッズが当市にも行き渡るようになったらしい。
すぐに作ってしまうアクリル板関連のメーカーの対応は早い。
確実に売れると見れば、猛スピードで製造し納品する熱意は大したものである。
このアクリル板の衝立で感染リスクが大幅に減るのか、そうでもないのか、もうひとつわからないが、保健師と受診者の安心感にはつながるように思える。
市による巡回特定健診も、少しずつ変更点を加え、この新型コロナ禍にあっても平常の状態に近づけようとしている努力、工夫が見られた。