今年もあと半月ほどで終わりである。
私は基本的に過去を振り返ることをしない人間で、出来事はその日のうちに自分としては終了させ思い出さない。
時にブログ記事にして当ブログに載せることもあるが、これは文章化してその時に分析し、それでその件は終わりにすることを狙っている。
思い出さない、懐かしがらない人間なのだ。
そんな私でも年の終わりには、少し振り返ってみる。
今年はやはり新型コロナウィルスの蔓延とそれにまつわる問題に影響を受けた年だったと言えよう。
勃発初期にはトイレットペーパーの店頭品不足が起きた。
今思うと笑い話であるが、当時はそれなりに深刻だった。
次にマスク不足が起きた。
こちらの方も今では潤沢に供給されるようになり、当時の社会的動揺は笑い話となっている。
「トイレットペーパーもマスクも笑い話じゃない!(怒)」という声もあるかもしれない。
だが、私にとっては笑い話である。
過ぎてしまえば多くのことは笑い話になる。
己の愚かさは笑い話でしかないのだ。