不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

喪主になったら⑬親戚でも冷たい。

 喪主になったら、葬儀における一連の行事が終わるまで気が抜けない。

 酷なようだが、耐えて乗り切るしか無い。

 「周りの人に助けてもらっていくから私は大丈夫」

 そういう声があるかも知れない。

 もしそれが本当に事実であればそれは幸いである。

 葬儀においては人は変わる。

 葬祭関係では、親戚であっても意外なほど冷たい。

 彼らすれば冷たくしているつもりはないのだろう。

 彼らも悲しくてそれどころではないのかも知れない。

 あるいは、立ち入って煩がられるよりも、一歩離れて見守るということなのかも

しれない。

 親戚であっても他所の家の人なので、口を挟むのも憚られるということなの

かもしれない。

 葬儀における親身な援助は、実に得難い。

 だが、葬儀のような経験が物を言う状況では、先人のアドバイスが欲しい。

 おせっかいと思われたくなくて黙っているのかも知れないが、是非教えて欲

しい。

 知らずにいれば、葬祭業者の喰い物にされるだけである。

 落ち着いて正気に戻った時に、その巨額の出費に気がつくということになる。

 それは避けたいものである。

 

 ~続く~