不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

喪主になったら ①

 おそらく多くの方は、ご自分が将来、喪主になった時のことに思いを巡らす

ことは無いと思われる。

 ”縁起でもない”からであろう。

 ”そんなことを平時から考えたくもない”のであろう。

 当然とも言える。

 だが、私の過去の喪主の体験から、少し役に立つ情報を記しておこうと思う。

 喪主は誰がやるのか?

 これは自分で名乗り出るものではないらしい。

 葬祭業者の担当者が指名することが慣行としてあるらしい。(少なくとも当

地では)

 「誰が喪主をやるのか?」といったことで、ゴチャゴチャ揉めるのも時間の

ロスなので業者が一方的に決めてしまうものと推測される。

 指名されれば、断るわけにはいかない。

 嫌でもやらなくてはならない。

 業者はかなり毅然とした態度(偉そうとも言える)で高圧的に指名してくる。

 「喪主も業者さんがやってください」

 そう言いたくなるかも知れないが、それは出来ない。

 多くの場合、故人の第一子が喪主となのが原則のようだ。

 或いは、故人の配偶者が喪主となる場合もあるようだ。

 故人が没する際のゴタゴタや疲労から未だ回復していない状態で、喪主にさ

れてしまう。

 喪主になることは、一生の間にそう何回もあることではない(とされる)の

で、ここは忍耐で乗り切るしか無い。

 

 ~続く~