不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

マイケル・ジャクソン氏の遺言書に対する北村弁護士の呆れたコメント。

 本日の日本テレビの「ザ・サンデーNEX
T」でもマイケル・ジャクソン氏のニュース
が取り上げられていた。
 その中で、ジャクソン氏の遺言書について
徳光氏が北村弁護士にコメントを求めた。
 北村弁護士は「息子が実の母を自分の死後
の子息の後見人に指名するケースは私は聞い
たことが無い」と語った。その上で北村弁護
士は「マイケルは薬物で自分が長く生きられ
ないから母親を指名したのだろう」と付け加
えた。
 なんだそれ!?
 北村弁護士の発言は、ジャクソン氏が薬物
中毒であったのではないか、という不確かな
憶測に基づいたことを前提にしている。
 北村弁護士は、ジャクソン氏の遺言書の内
容が自分が接したことの無いケースであった
ことによリ混乱してしまったのだろうか?
 それとも相手が故人のため、名誉毀損だな
どと訴えてこないことを計算済みの発言なの
だろうか?
 法廷ではないとは言え弁護士を名乗る人間
がテレビを通じて適当なことを言うとは慎ん
で頂きたい。
 加えて、北村氏はジャクソン氏が43歳の
時にこの遺言を作成したことについても触れ
「早いです。日本ではありえません」と驚い
た口調でコメントした。
 私はこの発言にもたまげてしまった。
 北村弁護士は知らないのだろうが、欧米で
は40になると遺言書を作成するのはごく普
通のことなのである。
 ジョン・レノンは40歳で亡くなっている
が、遺言書は用意してあったことはよく知ら
れている。

 日本テレビでは北村氏は弁護士だから、き
っと卒の無いコメントが出来るだろうと見込
んでの起用しているのだろう。
 だが、彼らはいい加減なことでも平気で言
ってしまうことに日本テレビの製作者サイド
は気が付いていないようだ。
 それをまた、はいそうですかと納得して番
組を進めている徳光氏もお目出度い人に見え
る。

 私達はテレビで報じられているからと言っ
て、すぐに鵜呑みにすべきではない。
 テレビ局は私たち以上にいい加減なのだ。