私は、この時期が一年で最も早起きである。
夏は夜通し暑く、やっと気温が下がるのが明け方なので、その時間
帯は寝ていたい。
冬は朝方が最も気温が下がり、寒くて寝床から出てこれない。
春は気持ちが弛んでいるのでおり、余計に眠ってしまいがちである。
今の時期は暑くもなく寒くもなくという気温である。
朝も早く起きられるのだ。
目は朝4時前には醒めているが、起き上がるのはもう少し後である。
この頃は、まだ暗い。
暗い中、いろいろと朝のローテーションを行う。
ただ早い時間から取り掛かっていると言うだけなのだが、何か良い
ことをしている気分になる。
早起き=良いこと、という刷り込みがどこかにあるのかもしれない。
一通り済むと、空が明るくなってくる。
夕方から夜になる時には幾分寂しい雰囲気があるが、明け方から日
の出の頃は清々しい空気がある。
実際、この頃まではクルマも殆ど通らず、排気ガスも無い。
空気も綺麗なのだ。
色々と作業も捗るような気がする。
あぁ、こんなふうに一年中早起きでいられたら、私ももう少しは進
((歩していることであろう。
「だったら、毎日早起きすれば?」
それはわかっている。
わかってはいても実行に移せない。
脳と体は繋がっているが、連携が取れないのである。
そういうところが未だまだ未熟なのである。