今日は月曜日である。
雑草抜きの日である。
この雑草抜きはどの時間帯に行っても良いが、夏までの
流れで早朝に行うことにしている。
もう少し遅い時間帯にすると、やるのが嫌になる可能性
もある。
そもそも昨年は行っていない。
今年からである。
盛夏の時期は毎日早朝に行ってきた。
9月になり雑草の数が目に見えて減り、週3日になった。
週3日、ほぼ一日おきである。
それなら簡単だろうと思われるかもしれないが、それは
マトモなキチッとした方ならそうかもしれない。
私はズボラである。
出来そうなことも、出来ないし、やらない。
週3日でも危惧される。
今朝も少しそんな感じだった。
空は薄暗く灰色の雲で覆われている。
今にも雨が降ってきそうだ。
（今日は祝日だし休みにしようかな）とそんなことを思い
浮かべる。
国民の祝日と我が家の庭の雑草事情とは本来まるで関係が
無い。
だが、そんな理由をつけてでもサボりたいという気持ちが
よぎるのだ。
私は何とかそうした気持ちを振り切り庭に出会る。
庭に出れば自動的に雑草抜きが始まる。
気持ちとは別に体がそういう動きをインプットされている
かのようだ。
これが習慣というものなのか？
私は一日のノルマの本数に向けて抜き始める。
今は大きな雑草は一本も無い。
小さなまだ芽というか双葉のような雑草ばかりである。
それでも抜いていく。
まだ小さいからと放っておくと、いずれ生長してしまう。
昨年までは、その大きくなった時点で抜いていた。
それでも精一杯だった。
今年は私も少しは成長したなぁ。
お思いもよらぬことである。
私はノルマを達成し、家に戻った。
