昨夜は強風と雨ではあったが、当地は暴風円からは離
れていたため、被害が出るようなことはなかった。
かつての日本は台風一過の晴天ということがお約束だ
ったが、近頃はそれはない。
いつ降り出すのだろうか?という空模様である。
私は食料品の買い出しに行きたい。
私はカッパといったレインウェアは着ないし傘もささない。
降っていない時を狙って出かけることになる。
雨が小降りから霧雨に変わった。
今だ!
私は自転車で家を出る。
必要なものを買ったら、すぐに帰ってこよう。
いつものスーパーに着くと私はすぐに買い物を済ませた。
出口に向かう。
暗い。
降っている。
本格的に降っている。
これは、今だけななのか?
それとも、このまま降り続けるのか?
待つか?
すぐに出るか?
私は少し待つことにした。
待っていれば、そのうち小降りになるだろう。
私は出口で立って待つ。
何分経っただろうか?
おそらく3~4分だろう。
時計は見ていない。
だが、まぁそんなところだろう。
外は真っ暗で、止む気配がない。
このまま待ち続けるのか?
なおも1分ほど待つ。
小降りになった。
よし、出るぞ。
私は雨の中を自転車で走り出した。
その5秒後、急に雨が強くなったら。
いきなりの土砂降りである。
これでずぶ濡れになった。
私は最寄りの事業所の軒先に雨宿りをさせてもらう。
ここ2分ほど待つ。
雨宿りは、気が急く。
どういうわけか、ゆったりできない。
土砂降りが治まってきた。
といっても普通の大雨である。
私は再び走り出した。
走っているうちに雨が弱くなっていく。
我が家に近づくと、霧雨になっった。
家に着いた。
びしょ濡れである。
着替えて外を見る。
雲の合間に青空が見える!
雨は止んでいる。
スーパーの入り口であと数分待っていれば濡れずに済んだ
ろう。
あぁ、私はいつもそうだ。
雨が本降りで一番激しい時に飛び出してしまいビショビショ
になる。
落ち着いて雨宿りってできないなぁ。
人生も似たようなものなのかもしれない。