不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

降らせる意思。

 私は自転車で家を出た。
 7日土曜日午後3時10分頃である。
 雨雲優勢の空である。
 水路沿いの道を東に走る。
 頭に水滴が当たる感覚がする。
 何だ?
 あたりを見る。
 少し走ると、又水滴が当たった。
 雨だ。
 だが、ほんの数滴である。
 これを雨と呼べるのか?
 降り方が増すようでもない。
 私は空を見渡す。
 何だ、これは?
 雨雲は当町内連合会の上にだけかかっている。
 真っ黒い雲で、一帯は昼なのに暗い。
 一方、西隣の町内連合会の領域には雲は無く、青空
が見えている。
 私は自転車を走らせる。
 市内を少し走ったが、雨雲がかかっているのは、当町
内連合会上空だけだった。
 あぁ、何ということだ。
 この惑星の天候担当者は、地図も読めるのか!
 当ブログでは度々「天はカレンダーを読める」と記して
きた。
 他は晴れさせても、お前のところだけは降らせる。
 そんな意志を感じさせる。
 やはり当町内連合会には、何かあるようだ。