トゥーツ・シールマンスと言えばハーモニカであるが、
今日もギター演奏を取り上げる。
検索すると、シールマンスのギターは、ライブ映像こ
そ少ないが、スタジオ録音の盤はいろいろとアップされ
ている。
巨匠となってからはハーモニカ専業の盤ばかりだが、
中堅の頃は一枚の盤でギター専門が半分、ハーモニカ
専門が半分という盤がたくさんある。
その頃からシールマンスのハーモニカは高く評価され
ていた。
ハーモニカは彼の代名詞となってはいたが、あくまでも
当人は自分はギタリストでありハーモニカは余芸に過ぎ
ないと考えていた。
今回ご紹介するのは、シールマンスがストリングス入り
のオーケストラをバックに演奏した盤である。
参加ミュージシャンが豪華である。
セカンド・ギターにバッキー・ピザレリを配している。
ベースがジョージ・デュヴィヴィエである。
ビブラフォンが二人いて、そのうちの1人はマイク・マイ
ニエリである。
録音は1966年である。
アナログ盤のアップのため、針音があるが聞いているう
ちにそれも気にならなくなる。
今日紹介するのは、ハーブ・アルパートとティファナ・ブ
ラスで知られる「スパニッシュ・フリー」である。
意味は「スペインの蚤」となr。
どこかで一度は聞いたことがある有名曲である。
トゥーツ・シールマンスがゴージャスなサウンドともに楽
しい演奏を聞かせてくれる。