不二家憩希のブログ

はてなブログに引っ越してきました。

ミュージシャンのネット動画に対する姿勢。

 インターネット上にファンらによってアップされた動画
についての対応は、ミュージシャンそれぞれに異なっ
ている。
 「ネットに勝手に映像をアップすることは許さない」と
徹底的に削除する姿勢のミュージシャンがいる。
 これは、ミュージシャン自身の意向なのかマネジメン
トサイドの考えなのかは判別できない。
 ここでは一括りにミュージシャンと記すことにする。
 アップされた動画は発見され次第すぐに削除されて
しまう。
 厳しい対応であるが、ミュージシャンの作品等の権
利を守る意味では当然とも言える。
 一方、これとは反対に動画アップを黙認していると思
われるミュージシャンもいる。
 アルバムからライブ映像まで、音源・映像が「これで
もか」というほどアップされている。
 甘い対応でファンは嬉しいが、「これだけ野放しにし
て大丈夫なのか?」という心配もしてしまう。
 多くのミュージシャンは、この両極端の間のどこかに
位置している。
 スーパートランプは、厳しい側に近いミュージシャン
である。
 アップされて残っている動画の絶対量が少ない。
 アップされても数日後には削除されている。
 それでも近年のファンによるコンサート会場でのライ
ブ映像の隠し撮りは、一部黙認されている。
 これは、ライブの一種の宣伝になるので見逃している
のであろう。
 それ以外は、こまめに削除されている。
 放送音源・映像は、商品化が難しく、放送されなかっ
た国・地域のファンは、接することができない。
 ネット上にファンの手によりアップされた動画等をキャ
ッチするという方法をとることになる。
 言い訳のようになるが、そうせざるを得ないのである。

 タイトルを変えて~続く~