揮・北ドイツ放送交響楽団の演奏を聞いた。
私はフルトヴェングラーは好きでも嫌いでもない。
正確には「どっちでも良い指揮者」なのである。
私にとっては「普通の指揮者」である。
多くの指揮者の中の一人でしかない。
それでも少しは興味はある。
それは、(何故フルトヴェングラーは、これほど日本
で人気があるのだろうか?)という点である。
ファンが、これほど多くいることが不思議なのである。
特にここ日本では絶大な人気がある。
さて、今回の演奏はフルトヴェングラーの指揮者生
活でも屈指の名演とされているそうだ。
う~ん、これのどこが良いのかなぁ。
楽譜以上に「節をつけて歌い過ぎ」な感じがする。
演歌歌手が演歌以外の曲を歌っているように聞こえ
る。
大袈裟で思い込み満載の演奏になっている。
これが皆さんお好きなのだなぁ~。
私は、こういうスタイルは支持できないなぁ。
今回聞いてみて、フルトヴェングラーは演歌っぽいとい
うことが発見できた。
おそらくそのために日本で大きな人気があるのだろう。
「演歌な指揮者・フルトヴェングラー」と呼ぶことにしよう。
この演奏です。
古い録音なので音質はよろしくありません。