沖縄の小浜島では、雨乞いが執り行われたそうだ。
小浜島?
どこだったかな?
聞いたことはある。
調べてみる。
あぁ、ここか。
からさらに南西にある。
日本の最南端の地域である。
それで私の乏しい記憶に残っていたのだろう。
っている。
雨乞いは神司(かんづかさ)7人により行われた。
神司とは民間信仰における巫女のことである。
今回の雨乞いは本式ではなく、簡略化された形式で
行われた。
神司たちが雨乞いにゆかりのある拝礼所に集まり
「雨乞いの歌」と「コイナーコイナー」、「ヤラホー」を歌った。
すると、その効験か、歌っている最中に小雨が降り始
めたそうだ。
おぉ、雨乞い恐るべし。
現時点では小浜島では夜間断水にはなってはいないが、
サトウキビへの散水や畜産牛の飲み水の確保に苦慮し
ているそうだ。
本式の儀式を挙行すれば、じゃんじゃん雨が降るかもし
れない。
私は一度雨乞いが見てみたいと長い間思っている。
それも本気の雨乞いである。
だが、この種の情報はあまりない。
今回は遠く小浜島であったが、様子が伺えて少し嬉しか
った。