全国初の日本犬の警察犬・二葉(ふたば)がこの6月
で警察犬を引退し、今度は災害救助犬として活躍する
ことになったそうだ。
二葉は7歳の雌の柴犬である。
日本犬は人間の細かい指示に従うことが苦手とされ
ている。
だが、二葉はそうした点を克服すべく修練を重ね警察
犬を目指した。
そして、3回目の挑戦で属託警察犬の審査会に見事
に合格した。
警察犬としての2年間に高齢者などの捜索に13回出
動した。
二葉は東日本大震災後に発足した岡山の災害救助
犬チームにも所属している。
二足の草鞋である。
小柄な犬は瓦礫の中の捜索に能力を発揮することが
できるそうだ。
そうしたこともあり、今後は災害救助犬に専念させる
ことにしたそうだ。
これは二葉の飼い主で訓練士の久戸瀬 (くどせ ) 邦子
さんの決断である。
久戸瀬さんは「警察犬としての経験を生かして、災害
時には二葉と人命救助に励みたい」と話しているそうだ。
警察犬から災害救助犬への転身である。
今後の活躍が楽しみである。
頑張ってください。